雨のプレー後のメンテナンス

ゴルフは自然との戦いです。晴れていれば気持ちよくプレーできますが、雨が降ってしまうと大変です。雨ゴルフはスコアや体調だけでなく、クラブや用品にも影響を与えます。雨に濡れたまま放置すると、錆やカビの原因になったり、劣化や変形を早めたりします。

そこで、雨のプレー後はしっかりとメンテナンスをすることが大切です。クラブや用品を長持ちさせるためにも、次のプレーに備えるためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. クラブをすべて出して拭く

ラウンドを終えると、コースのスタッフさんがクラブを1本1本拭いてくれますが、それだけでは十分ではありません。雨ゴルフでは、濡れたコース上にクラブを置いたり、手やグローブがビショビショでグリップまで濡れてしまいます。そんな状態でバッグに収納されたクラブは、水分がこもってサビやカビの温床になりかねません。

そこで、雨ゴルフの後は帰宅後できるだけ早めにバッグから全てのクラブを出して拭きましょう。特にグリップは濡れたままだと劣化が早くなりますし、アイアンはサビだらけになってしまうこともあります。柔らかいタオルで水分を吸収させてから、新聞紙やタオルなどを敷いて壁に立てかけるように乾燥させます。一晩家の中で乾燥させれば大丈夫です。

2. グローブやヘッドカバーも乾燥させる

クラブだけでなく、グローブやヘッドカバーもしっかり乾燥させましょう。グローブはバッグに入れっぱなしやぶら下げたままにする人が多いですが、これでは菌が繁殖して臭いや変色の原因になります。ヘッドカバーも革製品の場合は特に注意が必要です。濡れたままだと縮んだり劣化したりします。

グローブやヘッドカバーはタオルで水分を取った後、陰干しが鉄則です。日干しすると更に劣化が早まるので注意してください。風通しの良い室内で吊るして乾燥させましょう。グローブやヘッドカバーを干すのに便利なのが、グローブ用のハンガーです。一つあってもいいかもしれません。

3. キャディーバッグも空けて乾燥させる

最後に忘れてはならないのがキャディーバッグです。雨ゴルフではカートの後方にビニールシートがガードしてくれますが、それでも中まで雨が入り込んでしまうこともあります。またクラブのグリップやボールが濡れたままポケットに入っていると、キャディーバッグの中の湿気はかなりのものになります。

クラブはサビが心配ですが、キャディーバッグに関してはカビが心配です。なのでクラブを抜いて乾燥している間、キャディーバッグも全部のポケットを空けて、しっかり乾かしてあげましょう。

4. レインウェアは表も裏も!

雨ゴルフの必需品、レインウェア。雨に濡れないということは逆に言えば一度濡れてしまうと乾きにくいんです。しかも雨だけではなく、人間の体から汗も出ています。外は雨、中は汗でレインウェアは濡れていきます。

ちゃんと表だけでなく、ひっくり返して裏側も乾燥させておきましょう。湿度がこもらないように快適な生地が選ばれていますが、濡れたままではやっぱりカビの原因になります。レインウェアはなかなかいい値段がしますから、いざ使おうと思ったときにカビが生えてる!なんてことにならないようにしたいですね。

まとめ

雨の日はラウンドも大変ですが、それはプレイヤーだけではなく、クラブや用品も一緒です。ラウンド後の手入れはいつも必要ですが、特に雨の日だけでもしっかりやっていきましょう。次回以降もゴルフを楽しくやるための秘訣ですね!

この記事では、「雨のプレー後のメンテナンス」について紹介しました。雨ゴルフは対策次第でもっと楽しめます。しっかり雨対策をして、どんなシチュエーションでも自分のゴルフができるように準備しておきたいですね。雨ゴルフではラウンド後もしっかりお手入れしてあげてください。

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