ゴルフスイング 自宅での練習方法
ゴルフは、練習場やコースに行って実際にボールを打つことが上達の近道ですが、なかなか時間やお金がかかってしまいますよね。そこで、自宅で手軽にできる練習方法があれば、ゴルフのスキルアップに役立ちます。今回は、自宅でできるゴルフの練習方法を、スイング、アプローチ、パターの3つのパートに分けてご紹介します。それぞれにおすすめの器具やグッズも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
手打ちの矯正におすすめのスイングトレーナー
長さが70㎝ほどで、ゴルフクラブの2倍位の重量があるスイングトレーナーです。ゴルフクラブはドライバーが300g、アイアンが400gくらいと軽量のため体全体を使わなくてもスイングができます。
そのため、ボールを飛ばそうと腕の回転だけで打つ手打ちになりがちです。しかし、この器具はゴルフクラブよりも重いため、腕の力だけではスイングができません。体の体重移動と腕も回転のバランスがとれたときにスイングをすることができるため、手打ちの矯正にはおすすめの器具です。
スイングの練習方法
スイングはゴルフの基本中の基本ですが、自宅ではなかなかフルスイングができない場合が多いでしょう。しかし、素振りをするだけでも、正しいスイングフォームやリズムを身につけることができます。以下に、自宅でできるスイングの練習方法を3つ紹介します。
- 練習方法その1:タオル素振り
- タオル素振りは、クラブのシャフトをしならせる感覚や力みを抜く感覚を身につけることができる練習方法です。長さ1m程度のスポーツタオルの先端を結んで丸くし、普段のクラブを振る時と同じように構えます。肩の力を抜きながらクラブをゆっくり上げていき、上げきった時にタオルの先端が背中に当たったら一気に切り返します。ボールに当たる瞬間が一番速くタオルを振れるように意識し、タオルが首に巻き付くまでしっかり最後まで振り切ります。この時、タオルがガチャガチャと音がしないようにすることがポイントです。
- 練習方法その2:クラブ2本素振り
- クラブ2本素振りは、体重移動や両腕の使い方を正しくすることができる練習方法です。番手が近いクラブを2本用意し、右手と左手で1本ずつクラブを持ちます。2本のアイアンを平行になるようにくっつけて握ります。このままゆっくり素振りをするときは、ガチャガチャとクラブがぶつかった音を出さないようにすることがポイントです。音がしなくなれば、左右のバランスが整った証拠です。
- 練習方法その3:スイング矯正クラブ
- スイング矯正クラブは、握り方からスイングまで上達できる器具です。スイング矯正クラブは色々な種類がありますが、手から肘までくらいの長さで少し重めなものがおすすめです。スイング矯正クラブの良い点は、グリップ部分が正しい握り方ができるように型どられていることや、クラブの重さが腕だけではスイングすることが難しい程なので肩を自然に回せることです。毎日数分ゆっくりこのクラブでスイングすることによって、理想的なスイングを体に染み込ませることができます。
アプローチの練習方法
アプローチは、グリーン周りからピンまでボールを寄せるショットです。アプローチは飛距離感や球筋をコントロールする技術が必要ですが、自宅でも効果的な練習方法があります。以下に、自宅でできるアプローチの練習方法を2つ紹介します。
- 練習方法その1:ウレタンボール
- ウレタンボールは壁や床に当たっても跳ね返らない特殊なボールです。ウレタンボールを使えば部屋の中でもアプローチショットを打つことができます。ウレタンボールは普通のボールよりも軽くて柔らかいため、飛距離感や球筋は再現されませんが、「振り子打ち」というアプローチショットの基本動作を身につけることができます。「振り子打ち」とは、肘や手首を固定して肩だけでクラブを振る動作です。「振り子打ち」では力みや余計な動作を減らすことができます。
- 練習方法その2:アプローチ名人
- アプローチ名人は4種類の球筋(ストレート・ドロー・フェード・バックスピン)を打ち分けることができる器具です。アプローチ名人は床や壁に取り付けて使用します。アプローチ名人では普通のボールではなく専用のボール(マジックボール)を使います。マジックボールは表面に突起物(マジックパッド)が付いており、それぞれ異なった球筋を生み出します。マジックパッドは4種類あり(赤・青・黄・白)、それぞれストレート・ドロー・フェード・バックスピンに対応しています。
パターの練習方法
パターはグリーン上からピンまでボールを転がすショットです。パターはストローク数に大きく影響する重要なショットですが、自宅でも効果的な練習方法があります。以下に、自宅でできるパターの練習方法を紹介します。
- 練習方法:コイン
- コインはパターの背部分(トップライン)に置いて使用します。コインはパターのトップラインと同じ幅くらいあれば何でも構いません。コインを置く目的はパターのトップラインの高さにすることです。コインを置いたら、パターを構えてコインを打ちます。この時、コインの下の方だけを打つように意識します。コインが上に飛び上がれば成功です。この練習法は、パターのヘッドを安定させることや、ボールの芯で打つことができるようになります。
自宅でゴルフの練習方法まとめ
以上、自宅でできるゴルフの練習方法についてまとめてみました。ゴルフはスイング、アプローチ、パターの3つのパートに分けて効果的に練習することができます。それぞれにおすすめの器具やグッズも紹介しましたが、器具やグッズがなくても素振りやコインなど身近なもので練習することができます。
自宅で手軽にできる練習方法を毎日少しずつでも行えば、ゴルフのスキルアップに役立ちます。ぜひ試してみてくださいね。
参考動画
コメントを残す