アマチュアゴルファーにサンドウェッジはいらない
ゴルフを始めたばかりのアマチュアゴルファーにとって、バンカーショットやグリーン周りのアプローチは難しいショットです。そんな時に頼りになるのがサンドウェッジですが、実はサンドウェッジはアマチュアゴルファーにとって必要ないクラブという意見もあります。本当にそうなのでしょうか?サンドウェッジはどんなクラブなのか、どうやって選ぶのか、どうやって使うのか、詳しく解説します。
サンドウェッジとは
サンドウェッジとは、その名の通り、砂地(バンカー)から打つために開発されたウェッジの一種です。ロフト角は55度~58度程度で、一般的にはSWと略されます。サンドウェッジは、バンカーショットだけでなく、グリーン周りのアプローチやピッチングショットにも使われます。サンドウェッジの特徴は、以下の3点にまとめられます。
– ソール幅が広い
– バウンス角が大きい
– フェースが開きやすい
ソール幅が広いというのは、クラブの底部分の幅が他のウェッジよりも広いということです。これにより、クラブが砂に深く潜り込まずにスムーズに抜けることができます。また、ソール幅が広いと、ボールをフェースの中心付近で捉えやすくなります。
バウンス角が大きいというのは、クラブのリーディングエッジ(先端部分)からソールが出っ張っている部分の角度が他のウェッジよりも大きいということです。これにより、クラブが地面や砂に刺さりにくくなります。また、バウンス角が大きいと、ボールにかかるスピン量をコントロールしやすくなります。
フェースが開きやすいというのは、クラブのフェース(打面)を開く(右に傾ける)ことが他のウェッジよりも容易であるということです。これにより、ボールを高く上げたり、方向性を変えたりすることができます。また、フェースが開きやすいと、ボールにかかるスピン量を増やしやすくなります。
サンドウェッジはアマチュアゴルファーに必要ない?
サンドウェッジは上記のような特徴を持つクラブですが、実はアマチュアゴルファーにとって必要ないクラブだという意見もあります。その理由は、以下の3点にまとめられます。
– サンドウェッジは操作性が高く、難しいクラブである
– サンドウェッジは飛距離が短く、距離感が合わせにくいクラブである
– サンドウェッジは他のウェッジで代用できるクラブである
サンドウェッジは操作性が高く、難しいクラブであるというのは、フェースが開きやすく、スピン量がコントロールしやすいという特徴が裏目に出るということです。つまり、サンドウェッジは上級者向けのクラブであり、アマチュアゴルファーにとっては扱いにくいクラブだということです。例えば、フェースを開きすぎてボールが高く上がりすぎたり、スピン量が多すぎてボールが止まりすぎたりすることがあります。
サンドウェッジは飛距離が短く、距離感が合わせにくいクラブであるというのは、ロフト角が大きく、スピン量が多いという特徴が裏目に出るということです。つまり、サンドウェッジは飛ばないクラブであり、アマチュアゴルファーにとっては距離感を掴みにくいクラブだということです。例えば、バンカーから出るだけではなく、グリーンに乗せたり寄せたりすることが難しかったり、グリーン周りのアプローチでは他のウェッジよりも強く振らなければならなかったりすることがあります。
サンドウェッジは他のウェッジで代用できるクラブであるというのは、サンドウェッジに特化したショット以外は、他のウェッジでも十分に対応できるということです。つまり、サンドウェッジは必要最低限のクラブであり、アマチュアゴルファーにとっては無駄なクラブだということです。例えば、バンカーショットはアプローチウェッジやピッチングウェッジでも打てたり、グリーン周りのアプローチはギャップウェッジやロブウェッジでも打てたりすることがあります。
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